Twitter上で武器のtier表が話題になったのが1か月以上前の出来事。
個人的にはどの武器評価にも納得がいかなかったためすぐにでも記事を作成したいと思っていた、自分が信じる(自称)正しい武器評価を押し広めたいと考えた。しかしながら一個人の完全主観で書くだけでは使用武器や当たる層によって見解が大きく異なってしまうのは当たり前の話で、私が主観だけの記事を重ねて書いたところで信憑性もなく到底参考になる記事とは言い難い。ある程度参考になるデータを元に印象操作で『強武器』を創り上げていく必要が有る。そのある程度参考になるデータこそが「小黑盒」である。
待つこと1か月。ついに先日、今シーズンも終了間近で誰も見ないようなタイミングにようやく(しかもバグだらけで)更新されたのだ。
はじめに
ある程度のデータを参考にしていますが、前回の改鋳軍魂記事同様あくまで個人的感想且つ今シーズンにおけるtier表になります。
また、この記事を書いている人間の使用武器は「シャムシール」です。重鎧の武器群に対しては当たりが強いこと・理解が浅いことが想定されます、あらかじめご留意下さい。
武器tier表 S18シーズン 天策上将時点

ここではこの表に対する一切の異論を認めない。
今回は今シーズンの全サーバー統合でのランク戦ベスト50位の使用武器・勝率(5月24日時点)を参考にしつつ個人的見解も合わせて作ったものになる。
つまるところ、エピ装備エピ機械環境化でよく使われている武器と実際にその環境化で勝率が出ている武器をこの記事では環境武器と定義します。
賛否両論のランク戦だけど、サーバー別25位ではなく全サーバー統合50位の集計なので勝率が低く参加率のみが高いプレイヤーはある程度省けているはず。

そしてこれが今回の統計。「小黑盒」から誰でも簡単に調べることができる。ちなみにこの小黑盒「しゃおへいふー」って読むらしい、小さなブラックボックス。
勝率の計算は個人ごとのランク戦で使用している武器の勝率から引っ張っているので、攻城戦も同じ武器の人、そうでない人、盗賊討伐の勝率が加算されている人等その他色々と想定される。そこまで信憑性のあるデータではないのであくまで参考程度ということで。
所感としては、前シーズンまでと違い中鎧が善戦しているという点。天策(修正前)・秦王に対して重鎧ですらアプローチが難しかったため中鎧が台頭してきたと考えられる。まあ長くは続かず天策修正・神策強化以降は再び重鎧環境となっている、決してこれは憶測ではなく実際中鎧プレイヤーの対戦履歴を漁っていると重鎧に鞍替えしている軟弱者を発見することができる。
長くなったけどここから武器別に難易度とセットで書いていく、重鎧の記事はほぼ憶測と悪口に近い。
環境武器
ポールアックス:難しい
2セット:[ショック]のダメージダウン・移動速度ダウン効果が75%アップ
3セット:全ての防御値が70ポイントアップする
4セット:必殺技使用中制御無効・HP10%アップ
強力なスキルが多いが難しい武器。主な理由はスキルのCTの長さ、効果的に使えないと10秒以上棒立ちしていることになる。
エピック防具効果が非常に優秀で2セット・4セットともに腐ることがない、多少統率を落としてでも間違いなく装備した方が良い。優先度は武器よりも高い。とにかく使うならエピ防具、ないなら偃月で良い。
そもそも重鎧は基本的にレア防具とエピ防具を比べた場合単純にエピ防具の方が硬いので編成によほど大きな差がない場合はエピ防具の方が良い。
ショックと怪力連撃(ついでにウィスク)で兵団に対して全武器種中最も効果的に介入ができる。エピ防具のセット効果変更以降は常に舞台の主役。合わせマッチでは自陣のポルアクとソドシの数を数える人も少なくない。今シーズンの使用率勝率ともに申し分なく環境武器と言える。
おすすめスキル構成はショック・ウィスク・ハック・怪力連撃

ショック・ウィスク・怪力連撃まではほとんど固定になるが残り1枠はある程度幅がある、割とどれを入れても良い。オベンチョさんが採用しているハックは防御値ダウン効果もそこそこ優秀でウィスクがなくなったとき用の保険の復帰技として使うことができる。コマさんの場合スウィープ・処刑と採用している。怪力連撃がない分の兵団に対する介入力の低さを範囲の広いスウィープで補う形のビルドと推察する。個人的な意見としては神策強化以降は怪力連撃に分があると考えている、現環境ではいかに槍を減らして馬を通すかのゲームが続いているので。
ソード&シールド:簡単
2セット:[勇気注入]持続+3秒
3セット:全ての防御値が70ポイントアップする
4セット:必殺技使用中制御無効・[無畏突進]の突撃時間+2秒
見た目の圧倒的な格好良さからは想像もできないほど退屈な武器。長いスキルCTの間は右クリックを押したまま気が向いたときだけ左クリックを押していく。ほぼ全ての盤面で相手に対し遅延を狙っていく武器。
4セット防具効果の制御無効・突撃時間+2秒が群を抜いて優秀で相手にありえないほどの不快感を与える。当然エピ防具は必須ということになるがこれはセット効果が優秀というだけのポルアクとは少し理由が異なる。エピ防具は基礎値が高いのはもちろんのことオプション値の最大値も高くなっている。「敬虔な祈り」の回復量は最大HPの割合依存でありオプション値でHPを引けているかでも耐久性が全然変わってくる。つまりある程度厳選されたエピ防具であることが望ましい。また、武器も猪突猛進で播州や油壷・ナファなどを一撃で倒せる程度に打撃ダメージを上げる必要があり、打撃関連のステータスが付いているものが望ましい。ユニットは防御値が低い傾向にあり突撃力はそこまで求められないので最悪打撃ダメージのみで良い。これは耐久体格より優先される。もし打撃ダメージが足りず武将ステータス側の筋力等で調整していくことになれば非常にコスパが悪いためだ。
基本的には兵団のバフをしながら亀のような防御力を活かして兵団や武将に対して囮のような役割を果たす。相手のスキルを全て自分が受け切って生きて帰ってくるぐらいの気構えが欲しい。猪突猛進は圧倒的な武将・兵団介入効果が期待できるのでここぞというタイミングで使えば勝負を決めることができる、唯一の腕の見せ所。スキルをオールインした後は補給阻害に行くのがセオリーで武将の1on1では基本的に負けることはあり得ない。勝つこともないが。今シーズンの使用率勝率ともに申し分なく環境武器と言える。
おすすめスキル構成は鋭利な刃・敬虔な祈り・防御打撃・猪突猛進

だいたいの人は多分これだと思う。防御打撃が非常に優秀で、書いてある通りチョーク以外の攻撃を一通りガードしながら相手に防御値ダウン効果を付与する復帰技を10秒間隔で使える。高い防御力・回復力と相まってこのスキルがソドシにおいて本当に重要な役割を果たしている。ソドシを転倒させた際防御打撃を使うかを見てからスキルを打っていく必要があることは常に覚えておきたい。
強武器
パイク:非常に難しい
2セット:スキル効果で得られるバフの持続時間+1秒
3セット:全てのダメージ値が90ポイントアップする
4セット:必殺技が敵1体に命中するたびCT1秒短縮(最大6/8秒)
配信者映えする非常に難しい武器。スキル使用時に流すと範囲が広がったり、キャンセルしても当たり判定が伸びる等々ゲーム中屈指の小細工の多さを誇る。兵団にも武将にも強いはずだけど思ったより打たれ弱く、復帰技も常時使えるわけでもないため取り扱いが非常に難しい。技量差が最も顕著になる武器。
4セット防具効果のCT6秒短縮はある程度強いはずだが使用者の話を聞いていると実際そうでもない。対武将相手に使うなら1秒短縮だし、パイクの必殺技自体が復帰技としての役割も持っているので兵団相手に闇雲に連打すると二度と起き上がることが出来なくなってしまう。
また、中鎧の場合エピ防具にしただけでは火力が落ちてしまう。レア防具の2・4セット両方の効果が直接的なステータスアップ効果になっており、ステータス厳選も容易に出来るためだ。この都合上中鎧はランカーでもエピ防具を採用していない人の方が多い。もちろん武器の厳選は必須になるが上記の点から昔と違って中鎧自体は現状最も始めやすいカテゴリーだと考えている。
今シーズンのほとんどは兵団介入が難しい環境だったため前シーズンまでと異なり騎兵との相性も良いパイク・スピアが日の目を見る結果となった。強い弱い以前にランク戦では重鎧の人でも攻城戦は中鎧ということもそこそこあるので「どちらでも良いなら中鎧で遊びたい」という思いの人もいたのではないだろうか。シーズン終盤の調整以降は再び厳しい環境となったがなんとか逃げ切ることができたように見える。高い勝率ではあるものの使用人数が少ない点や終盤武器を持ち変える人もいたので強武器ということに。
スキル構成は意味がないので割愛する。

何か特別な思い入れがない限り寒流貫海を採用した方が良い。
偃月刀:簡単
2セット:日月輪撃のCT2秒短縮
3セット:全ての防御値が70ポイントアップする
4セット:[迅速下馬]後2秒間制御無効
事実上攻撃スキルが2種類しかなくそのうちの1つは必殺技。難しい操作を必要とせず、そこそこ高い防御力・兵団介入力・バフ効果もあり、お手軽で絶大な人気を誇る。エピ防具効果がそこまで強くないため必須ではなく、これがさらにお手軽感を押し上げる。馬上攻撃が全体的に優秀なので差が出るとしたらそこの立ち回りでしょう。地味に唯一全モーション後隙ガーキャン可能という尖った特性を持っている。
2セット効果はぼちぼち優秀だが、4セット効果の下馬攻撃後2秒制御無効というポルアクやソドシと比べると圧倒的不遇効果に目が行ってしまう。そもそも何故下馬についているのか、何故時間が短い上に追加効果すらないのか。有るに越したことはないが統率を下げてまで取りに行く効果ではないので、特別な思い入れがない限りは別のエピ防具を作ったほうが望ましい。逆に言えば何もいらないとっつきやすさが魅力なのである。
毎シーズン人気の武器でとりあえず旗を取るために持つという人も少なくない、卒なく何でもできる。普段は違う武器で遊んでいてエピ防具もないしポルアクは難しくて触れないしソドシの補給阻害もよくわからない。キャンプには行きたいけど面倒なことはしたくないし道具も持ってない、でもそれっぽい事がしたい。言わばグランピングのような立ち位置の武器である。馬上攻撃が強いので上手く立ち回れば全く弱いわけではないが、エピ防具効果調整後はポルアクソドシと比べて影が薄い。使用者はレア防具であることがほとんどで強力なプレイヤーは本当に一握り。使用人数は多いものの勝率が目立って低い点、伸びしろが少ない点を踏まえて強武器に。
スキル構成は日月輪撃・怒髪天・八方威震・天地崩壊

一騎打ち以外ではほとんど選択肢がない。馬上攻撃・日月・怒髪天・天地崩壊はいずれも範囲が広く歩兵・騎兵問わず十分に介入が行える。特に怒髪天は自身の防御力も上がるため騎兵を止める時に非常に役に立つ。決してスキルCTは短くないが強力な馬上攻撃とダッシュ攻撃を活かしていけば暇になることはないはず。
スピア:普通
2セット:[マムシ]持続時間+3秒
3セット:全てのダメージ値が90ポイントアップする
4セット:[馬上右クリック]のスタミナ消費15%ダウン
馬の体力を減らさないように間合いを管理しながら適切なタイミングで一撃離脱を繰り返していく武器。やること自体は難しくはないが、タイミングとリーチ管理が上手くできていないとすぐに馬の体力が削れて撤退か落馬の二択を迫られることになる。シンプルだけど奥が深いそんな武器、海外で根強い人気がある。
セット効果はそこそこ優秀だが必須というほどでもない。パイク同様エピ防具にしただけでは火力が落ちてしまうので採用率は低いが、人気のある武器のため統率を度外視して敢えて採用している人も見受けられる。
今シーズンは兵団介入が難しい上にシャムシールも少なかったためある程度のびのび活躍できた理想的な環境だったと考えられる。軽装武器と比べると中鎧の武器は破甲値が高く、武器厳選さえ終わっていればエピ防具の重鎧であってもしっかりとしたダメージを与えることができる。使用人数・勝率共に高水準で申し分ない数字ではあるが、終盤武器を持ち変える人もいたので強武器ということに。
おすすめスキル構成はマムシの舞・蛇の舌・不羈の風・龍旋咆哮

これ以外のスキル構成は存在しない。CTごとに槍を蹴とばしているだけで与ダメージだけなら簡単に出すことが出来る、積極的に蹴とばしておいて損はない。
使い手次第
ショートボウ:普通
2セット:スキルによる[中毒][流血]の持続時間+1秒
3セット:全ての破甲値、突撃力がそれぞれ150ポイントアップする
4セット:スキルによる[中毒][流血]のダメージ間隔が0.2秒短縮
出来ることはたった2つ、対武将アプローチと兵器破壊。エピ防具効果調整以降はヘッドショットに拘る必要がそこまでなくなったので少しやりやすくなった。もちろんヘッドショットが多いに越したことはないが。
ショートボウに限らず軽装武器はエピ防具・武器が必須となる。エピ防具のセット効果は2・4セット共に非常に強力で精確射、特に劇毒矢の威力を跳ね上げる。現環境ではエピ防具を持っていない場合、話にならない性能な上に武器厳選も必須と始める際には大量のエピ設計図が必要になる。揃えたところで強武器と言える性能でもないので始める人にはぜひ覚悟と信念を持って極めてもらいたい。
合わせマッチではマスケットは弱いので存在しないしロングボウは度重なる弱体化で人口が激減、遠隔で兵器を壊せる貴重な武器として存在感もあった。同マッチでは重鎧との遭遇率が高いため、防御スキル中であっても割合ダメージで効果的に削れるショートボウはある程度の需要があったと考えられる。まあそうは言っても兵団だらけの中武将にフォーカスするのは困難だし、ランクインしているショートボウは毎シーズン常連のランカーなので参考になるかと言えば微妙。使い手を選ぶ武器なのは間違いない。
おすすめスキル構成は精確射・劇毒矢・シェイクオフ・スタンショット

直近ではエピ防具のセット効果で精確射・劇毒矢のダメージが非常に強力な点からホーネットを省いて両方入れるビルドが主流。結局ホーネットの毒状態も割合ダメージになってしまったため一昔前のオールインで確殺みたいな芸当が出来なくなってしまった。シェイクオフはシャムシール実装以降は抜くことが出来ないためスキル構成の幅はだいぶ狭いと言える。
シャムシール:普通
2セット:[滅びの流星]CT3秒短縮
3セット:全ての破甲値、突撃力がそれぞれ150ポイントアップする
4セット:[寒星]ターゲット数+1、[冷月][砂縛]CT最大4秒短縮
遠距離からの拘束、CTが短く出の早いスタン技にチョーク技といやらしさ全開の武器。本来ナイフを投げなければポテンシャルの1/3も発揮できない武器だが、ぴょんぴょんしながらチョークと拘束を連打しているだけで武将キルにつながるお手軽感からライト層に絶大な人気を誇る。要求されることが少ないので難易度は低い。
エピ防具のセット効果は4セットの[寒星]ターゲット数+1が非常に強力で、兵団の中の武将に対してはもちろんCT短縮も含めあらゆる場面で役に立つ。元々与ダメージの最大効率がナイフ連打なのでそれのターゲット数+1がいかに強力かについては敢えてここで説明する必要すらない。
今シーズンは天策が強い時期が長く、捕まえさえすれば瞬殺出来たし秦王との相性もそこそこ良く非常に活躍しやすい環境だった。一個人としては時間さえ確保できれば潜龍シーズン以来の簡単に旗を狙えた絶好のシーズンだったと思っている。武器としてはエピ防具が普及するにつれてだんだんと破甲値不足が目立つようになり、トップ層の重鎧に対してはだいぶダメージが通りづらい。ランカー使用人数・勝率で見るとなんとも言えない数字だが環境はかなり後押ししてくれていたはず。
スキル構成は意味がないので割愛する。

滅びの流星はヘッドショット判定があるので馬上で出す際はなるべくジャンプしてから出すようにしよう。細かい話は色々あるけれどそれはまた別の機会に気が向いたら。
ロングボウ:難しい
2セット:[集中]持続時間+1秒
3セット:全ての破甲値、突撃力がそれぞれ150ポイントアップする
4セット:[通常攻撃]のダメージ25%アップ、破甲値10%アップ
あまりの不愉快さから「兵団に命中すると破甲値36%アップ、兵団以外に命中すると破甲値36%ダウン。」という特性が追加されて以降人口が激減した。主な役割は遠隔兵団の排除及び移動と兵器の破壊。射線管理や距離減衰など覚えることがたくさんあり、オールインビルドが主流なことを考えると難しい武器になる。
エピ防具のセット効果は4セット目がそこそこ優秀程度で、オールインビルド以外では集中の持続時間が3秒になったところで大きな差はない。武将に対しては常に破甲値36%ダウンということになるが、厳選で高い破甲値さえ出ていれば軽中武将に対しては申し分ない火力で今でもワンコンで落とすことが出来る。
特に今シーズンでは天策のために盾兵が激減した結果、播州連弩兵が活躍することも多々あったためロングボウはもっぱらそれらを掃除することである程度の役割があったと推察する。マップ別で言えば鉄鎖関やスラマン・隴城関など強力な場面は素人でもある程度思いつく。とはいっても播州連弩兵を減らすぐらいで勝てるとは到底思えないし、重鎧環境の合わせマッチにおいてロングボウが対武将に対して効果的であるとも考えられない。ただ一人ランクインしたこのプレイヤーが純粋に上手だったのではないかと思う。
おすすめスキル構成は烈火矢・破防矢・集中・破陽射

集中、烈火矢からの落馬始動で破防矢・通常・破陽射などのコンボでワンコンが狙える。破防矢以降は回避スキルで割って入ることが出来ないためタイミングとキルラインさえ把握していれば正確にキルを狙うことが出来る。シャムシ怖しで半月射を入れるビルドであれば烈火矢か破防矢と入れ替えることになるが、そうすると今度はコンボ火力に悩まされることになる。もっとも兵団をぷちぷちするだけであれば全く必要のないスキルではあるが。
刀盾:普通
2セット:[定江山]CT2秒短縮
3セット:全ての防御値が70ポイントアップする
4セット:[定江山]のデバフ削除、終了後中量のHP回復
ソドシと少し違い防御力で遅延を行うタイプの武器、だったはずだがかなり中途半端な性能になっている。エピ防具強化以降は防御力の基礎値が上がったことで定江山が副次的に強くはなっているが、現状では敵まみれの本拠リレー以外では目立った役割がない。
エピ防具のセット効果は2・4セット共にかなり優秀、終了後のHP回復量はおおよそ15%弱程度。効果変更前はデバフ削除こそなかったものの、定江山自体の効果時間を1.5倍にするもので今でも甲乙つけがたい効果だと思っている。
ソドシや偃月が次々と天策・秦王に瞬殺されるためとりあえず死なずに千斤墜を叩き込める刀盾が一時的に環境入りするかと思いきや特にそんなことはなかった。武将に対しては転倒やCTの早いスローなどである程度効果的にアプローチが可能だが、素早く倒せるという訳でもなく逆に兵団に対してのアプローチは必殺技ぐらいしかないため常にどこか物足りない感が否めない。今シーズンに限った話ではないけれど…。一人ランクインはしているものの、ロンボ同様プレイヤーが上手だったのではないかと思う。
おすすめスキル構成は乾坤一擲・万里疾走・定江山・千斤墜

これ以外のスキル構成は存在しない。定期的に山河断の強化が入るが的外れで意味がないものが続いている。千斤墜は正面からとバックアタックではダメージが大きく異なるので、下馬や万里からの確定コンボで繋ぐ場合は必ずバックアタックで決めたい。
戦鎚:難しい
2セット:[粉砕の一撃]CT2秒短縮
3セット:全ての防御値が70ポイントアップする
4セット:全スキルのスタミナ消費量20%ダウン
高い兵団破壊力を持つ武器、介入ではなく破壊になる。同時に複数のユニットを攻撃した時の最低ダメージ保障割合が高く、攻撃範囲も広いため多くの兵団に大量のダメージを与えることが出来る。通常では出が遅い攻撃を連携スキルと組み合わせながら使うなど、パイク同様独特な仕様が存在している。ビルドも多岐に渡り環境や仕様で目まぐるしく変わるなど人にとって個性が出る難しい武器。
エピ防具のセット効果はそこそこ優秀だが必須というほどでもない。有るに越したことはないが統率を下げてまで取りに行く効果ではないので、特別な思い入れがない限りは別のエピ防具を作ったほうが望ましい、と言いたいところだがハンマーを使っているような人は既に作っている人も多いように感じる。幸い武器のステータス厳選が非常に簡単なため早期に防具作成に移れるのは大きなメリットと言える。
今回はハンマーでのランクインを一人と数えてはいるが実際には偃月・ソドシなどと色々な武器をまんべんなく使っているプレイヤーで使用割合が一番高かった武器がハンマーだったのでとりあえずハンマーでカウントしている。実際兵団への介入が難しいシーズンだったため下火であることは明白でどのように戦っていたのは非常に気になるところだ。ビルドも動きも何もかも不明なので今この文章を書きながら大変申し訳ないと思っている。
おすすめスキル構成は…

私はこの武器について何も分からない、開放すらしていない。憶測で書くことすら出来ないほどに知識がない。
わいじさんやムシキングさん、追追戦鎚さんに聞くのが良いでしょう。きっと懇切丁寧に教えてくれるはず。
それ以下のtierの武器について
基本的には弱いのでエピック装備を作ることに反対せざるを得ない。唯一ツインブレイドに関しては運営から定期的に強化が入っている点や、強力なセット効果もあって使い手次第のところはある。がやはり基本的には反対で普通のプレイヤーであれば間違いなくシャムシールの方が良いというのが一般的な見解だ。
マスケと野太刀に関しては星3戦場専用武器としての大切な役割が存在している。エピック装備の話はしないのが礼儀だろう。
さいごに
個人的にはなんやかんや言ったところで初めて作るエピック装備は自分の一番好きな武器をおすすめします。
野太刀が好きなら野太刀で作れば良いし、強い武器が好きならポルアク・ソドシから選べば良い。誰かにおすすめされた武器で作った時の後悔を考えると私はそれがベストだと思います。
だいたい1シーズンでイベントを含めると10枚前後のエピック設計図が手に入る。そうは言っても防具を1から作れば8枚必要なわけで武器も含めれば丸々3か月で1セットということになります。
強い武器で選べば弱くなった時に後悔します、好きな武器は弱くなっても好きなはず。これを読んでくれたあなたの選択が後悔のないものになることを心から祈っています。