そのパソコン、秋葉原ならもっと安く良いものが作れるけど

投稿者 るねけけも

たかだか5記事書いたぐらいで更新が2週間も遅れてしまったことに深く反省しています。言い訳はGWの最初の3連休の部分が全部仕事だったために「なんて僕は可哀そうなんだろう、もっと頑張らない方がいいよ」なんて思っていたら面倒くさくなって開くこともなくなった。でもこの秋葉原の記事はGW値下げの件もあって時期物だからこれ以上遅らせることはできない。だからこうしてしぶしぶ朝早起きして書き始めるわけだ。

 

1.秋葉原格安パソコン部品のウワサ

「パソコン自作するんでしょ?だったら秋葉原がおすすめ、色々教えてくれるし部品もすっごく安いから。」

本当だろうか?

10年ぐらい前のインターネット上での買い物がまだ少し定着していなかった頃ならもしかしたらそうだったのかもしれないけど今は違う。そもそもツクモやパソコン工房・アーク・ソフマップなどが直接ネット販売を行っているからわざわざAmazonや楽天等大手小売サイトを通して買う必要すらない。しっかりとした価格競争が行われるようになっているので実店舗に行くだけで(しかも一部地域の)各段に安くなるとは考え難い。

いや人件費等々も考えるとあり得ないだろう、どう考えても倉庫から直で段ボールに詰めた方が簡単だからだ。

ということで実際に行くことに…散歩したのはこの辺り。駅内の「電気街口」とある方に進むだけで到着する。

今回メインで見に来たのはパソコン部品だったけれど基盤の抵抗やダイオードから売っているお店や絶縁計や濃度計などの高額な測定器を売っているお店もあって本当に電気全般系統なんだと思った。客層を捉えてかメイド喫茶とラーメン屋も多いが。

散歩中何度か人とぶつかってしまったりしたのだけれど都度全員がまっすぐ振り返って聞こえる声で「すみません」と言ってくれる。新宿や渋谷の香車人間とは大違いだ、僕もお辞儀の角度は常に150度をキープしたい。

これは電気街で出会ったクソ安ワイヤレスマウス。

電子機器のはずだが無造作に外に置いてあった。今は亡きボールマウスより安いんじゃないだろうか。一応軽くネットで見た感じ400円を切るマウスは発見できなかったので実際かなり安いのだろう、少し売れていた。

買わなかったけど…。

 

2.令和になってもPCパーツは安いのか

まず何の部品を買うかと金額の相場が分かっていなければ実際に安いかどうかが判断できない。

そのため今回は前(々)回の記事で書いた個人的な理想の2台目PCを参考にしながら金額比較を行う。比較は現実的な部品である必要が有る。例えば4090iが数万安くなったところで僕を含め一般人には全く関係がないからだ。

理想のセカンドPC構成

OS:Windows11 Home 11,000円 Proじゃなくて困ったことがない。

電源:玄人志向 KRPW-BK650W/85+ 8,890円 拘っていない、安価な最新モデル。

マザボ:MSI PRO B760-P MB5995 21,575円 後々交換も面倒で値段も変わらないので少し良いもの。

CPU:Intel i5-14400F 32,480円 妥当なモデル、定期的に変えることも考えつつ。

GPU玄人志向 NVIDIA GG-RTX4060-E8GB/SF 44,237円 デザイン的には2連ファンが良いけど…妥協。

メモリ:Corsair DDR4-3600MHz VENGANCE 16GB×2枚 14,169円 拘らないけど32GBは欲しい。

SSD:FANXIANG S880 M2SSD 1TB 10,800円 正直よく分からない、M.2SSDで評価が良くて安いので。

雑費:15,000円 SSD、冷却ファンで少し使うかもしれない、個人的にはCPUファンを水冷に変えたい。

合計:158,151円 中身のみ雑費なしだと143,151円

面倒なのでそのまま拾ってきた、まだ2週間前だし値段も変わってないはず。(追記:結構違いました)

気になるところだと金額の大きいマザボ・グラボ・CPUぐらいでしょう。あとは違ったとしても数百円の世界だから秋葉原の駅内で組み立てる人以外は無理に揃えなくても良い。

ツクモパソコン本店

GW限定の大幅値下げということだけど多分いつも安いと思われる。母の日にはマザーボードをプレゼントするし父の日にはCPUをプレゼントするしお正月はGPUがお年玉なのだ。

画像が分かりづらいので文面に起こしておく。

マザボ:ASUS B760-PLUS D4 + CPU:Intel i5-14400 = 48,980円

GPU:PNY RTX4060 8GB STANDARD DUAL FAN = 42,980円

Amazonで同様のものを買うとマザボとCPUが15,980円+39,464円=55,444円 差額6,464円

GPUは2連ファンにも拘わらず安くなっており、差額は1,257円である。

ちなみに理想構成と全く同じ電源ユニット玄人志向650Wは8,780円で売っていた、差額は210円ぽっち。

完全に余談なんだけど左から2つ目のやつすごく安くないでしょうか…?ノートパソコンとか詳しくないんだけれど事実上のモニター、キーボード付きだしこれ買って終わりでもいいかとか思ったり。

パソコン工房秋葉原パーツ館

う~ん正直な感想で言えば少し高いかな…?といった印象。

マザボ単品で買うとAmazonよりも高いので一番安いセット価格のB760P+14600Kで比較する。

パソコン工房:67,260円 Amazon:15,980円+53,980円=69,960円 差額は2,700円。

GPUに関しては757円しか変わらないので単品で買いに来ると電車賃で赤字になる、悲しい。

何かパソコン工房にも強みはないかと探していたところお気に入りの電源ユニット玄人志向650W7,980円。差額は910円で約10%も安い。メルカリで転売しても20円ぐらい儲けが出る。

その他総評

ドスパラじぐらい安かったものの、その他小さい店舗を数か所回ったぐらいでは目を引くほど安いといった店舗に出会うことはできなかった。おそらく大手は各店舗ごとに目玉商品を設定しており、それのみ少し安く買えるのかなといった印象を受けた。水冷ファンやSSD等を大きく値引きしている店舗はなかったので一店舗で揃えようとした場合金額にそこまでの差はないのかもしれない。

ここからは完全に個人的かつ感覚的なものだけれどセール以外のパーツであれば、全体的にツクモが安く品ぞろえが豊富だったように感じた。ツクモパソコン本店TSUKUMOeX.で揃えるだけでも1万円ぐらいは節約出来そうだしなにより疲れない。

1日かけてゆっくり回れば中古品を含め掘り出し物がありそうなのでまだまだ奥が深そうではある。

 

3.結論はどうなの

ネットで買うより秋葉原で探した方が1万円ぐらい安く作れる。

と書いてはみたものの実際どうだろうか。家から駅に行きそこから電車に乗って片道1時間、およそ1,000円の交通費を使い格安品を探しながら秋葉原を歩き回ること数時間。両手にパーツを抱えながら家に帰るというのはそこそこ重労働だし、どうせなら帰りは少し美味しいものでも食べたい。もちろんお昼はラーメンで。

都会圏以外の人が節約目的で行くべきではないが、行ったら行ったで面白い。

落ちとしては弱いけど実際こんなもんでしょう、メイド喫茶もあるしオタク友達でもいれば面白いかも。

僕はまあネットでいいかなぁ、やっぱり家まで届けてくれるのがいいよね。

 

4.おまけ

これは2週間前に書いた時のFRONTIER(フロンティア)のBTOパソコンの金額、GWセールの大特価だ。台数もあと80台しかないし急いで買わないといけない気がしてくる。

こちらは今日時点のFRONTIER(フロンティア)のBTOパソコンの金額になる。サイトのトップには大特価セール[2024.5.10更新]と記載が有り5月17日(金)15時で終わってしまう。やはり安いので終了してしまう前にとりあえず一刻も早く買っておきたいところだ。

そうだろうか…?

よく見なくても左のPCは値段も構成も全く同じだしなぜか在庫が増えてしまっている。中央と右のパソコンはそれぞれ2000円と3000円だけ上がってしまっているが許容範囲。なぜか順番が入れ替わっている、何故。

この画像以外のパソコンでも金額の大きな差は見られず欠品となってしまったモデルもなかった。

つまりパソコンというのは1年中お買い得で毎日が大特価なのだ。買いたいと思ったその時が一番安いのだ。

 

安心できたところでまた来週…だと思います。

投稿者 るねけけも

一般会社員、いわゆるブルーワーカーです。 主に欲しいパソコンやしたいゲームと赤字続きの太陽光について日記のようなものを書いていきます。 後で歳を取った時、自分で見返して楽しい日記を書くことを目標にします。